「魔の2歳児」「第一反抗期」と言われる2歳児。
感受性も豊かになり、言葉もたくさん発するようになり、今までの0歳、1歳とは向き合い方が急に変わってきます。
成長を喜ぶ一方、今までの向き合い方とは異なり戸惑いも大きいかと思います。
また「わがまま」も出てきてイライラしてしまう場面も多々あるかと思います。
我が家も同じです。可愛い我が子ですが、とても憎たらしく思えてしまうこともあります。
この「わがまま」に上手く付き合うにはどうすれば良いのか、実体験を交えながら記述していきます!
大事な心構え
親がイライラせずに子育てをするには「真っ向から向き合わない」ことが大切になります。
では具体的にどのようなことか解説します
真っ向から向き合わない
誤解が無いようにお伝えすると、「真っ向から向き合わない」というのは全てを放棄することでなく、子供の要望にまず耳を傾ける。ということです。
まずこの時期の子供は、今までの赤ちゃんだった頃から比べて大きく「社会生活を営む人間」に進化していく途中です。進化の過程ですから未熟なことばかりで当然です。
ですが、親目線で見ると今まで何もできなかった我が子が段々自分で考え、行動している様子を目にしているので、ついつい子供への要求のハードルが上がってしまいます。
なので、子供が「〜したい」や「〜しない」に対してその場面に不適切な行動だとついつい「ダメ!」と言ってしまったり、「なぜこんなことをしてしまうんだ」と思ってイライラしてしまうことがほとんどだと思います。
まずは子供に対するイメージを変えてみてはどうでしょうか?
赤ちゃんの頃から比べればとても成長しましたが、まだこの世に産まれて2年しか経っておらず、自我が芽生えた期間でいえばほんの僅かです。社会的なルールなどなにも知らない状態です。
子供のわがままとは、理不尽な要求ではありません。社会性を育む成長過程なのです。
ですから子供の要求に対して真っ向から向き合うと、親の感覚とズレてイライラするのは当然のことです。
なので、子供の要求はまず耳を傾けて一呼吸置いてから対応しましょう。
すると、本当に必要な要求かそうではないか自然と判断できるはずです。
「わがまま」に対するイメージの見直し
例えば「おもちゃを片付けない」や「ご飯を食べない」など一見わがままに見える行動も子供からすれば、なぜそうにしなければいけないのかわからないのです。
子供からすれば、おもちゃは片付けなくても遊べるし、ご飯を食べなくてもお菓子があります。
しかし、親からすればおもちゃを片付けないと無くしたり踏んで壊してしまう可能性があるし、ご飯を食べないと健康に過ごせません。
このギャップが親子間で生じることで子供の考え方は「わがまま」となってしまいます。
つまり、子供側からすれば「わがまま」を言っているつもりはないのです。至極真っ当な意見を通そうとしているのです。
なので、子供の「わがまま」は決して誰かに迷惑をかけようとかそう言った悪意の元に生まれているものではありません。
忙しい時に訳のわからない要求をしてくることでイライラすることもありますが、子供目線だとそれは「今しなければいけないこと」なのです。
そのように考えると子供のわがままに対するイメージが変わると思います。
まずは、親に対して悪意を持っていない。ということを認識しましょう。
「わがまま」への対処法
イメージが変わったところで、対処法について考えます。
なぜ「わがまま」が生まれるのか、それは親子間での感覚のギャップがあるからです。
つまり、このギャップを埋めることが1番の対処法なのです。
なので、全ての「わがまま」対してこうすれば良いという「特効薬」はありません。
ですが、ギャップを埋めるためには「共感」と「説明」が必要になります。
「共感」次に「説明」
まずは子供の意見に共感しましょう。
これは親側も子供に対して悪意はないよ。ということを、伝えるためです。
「〜したくない!」→「そうだね!したくないね。」
「〜したい!」→「そうだね。したいね。」
まずは「共感」することで意外にもすんなり終わってしまうこともあります。
我が家でも実際、「共感」だけで済む場面も多々ありました。
次に「説明」です。考え方のギャップを埋めるために「なぜなのか」ということをしっかり説明しないといけません。
2歳児なので、まだまだ言葉の理解は未熟ですから、全てそれでおさまることはないと思いますが、親がそうゆう向き合い方、習慣化することが今後に生きてくるはずです。
まとめ
- 真っ向から向き合わない(子供の意見に耳を傾ける)
- わがままに対するイメージを変える
- 親子間の感じ方のギャップが「わがまま」に変わる
- ギャップを埋めるために「共感」と「説明」
以上となります!
とは言っても、「魔の2歳児」恐ろしいです。。
我が家もいつもビクビクしていますが、良いイメージを持って子供と共に成長していきましょう!
皆さんの育児に対する考え方の1つの参考情報になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!